てやんでえカメルーン〜青年海外協力隊の滞在記〜

青年海外協力隊2018年度3次隊。カメルーン派遣。コミュニティ開発。Les rapports du Cameroun.

文化

カメルーーン語

カメルーンの公用語はフランス語と英語です。 フランス語を話す仏語圏と英語を話す英語圏はエリアが分かれており、 10の州があるカメルーンの中で、北西州・南西州という一番左端側に位置する2州以外は全て仏語圏となっています。 ↑黄色のエリアが英語圏 …

半日まるごとクッキング 〜オコック〜

カメルーンの食事(通称:カメ食)には現地の食材を使った様々な料理があります。 やはり外国に行ったら、現地の食材を使った現地の食事を食べて、現地の人と感覚を共有したいもの。 たった2行だけで現地現地と既に4回も使ってしまうくらい、食事を通じて…

油断

青年海外協力隊として、2年間日本を離れて生活させてもらう機会を得ました。 せっかくなので日本ではあまりできないことを沢山やりたいなと思い、任地に来てからはとりあえず血迷ってヒゲを育てています。 そして現在はヒゲの毛並みを整えられるくらいには…

節水考

以前書いたように、任地であるバチェンガには水道がありません。そのため、家には水回りの設備(風呂・トイレ、シンクや手洗い場)ももちろんありません。 日々の生活に必要な水は毎日ハンドポンプ式の井戸から水を汲むことで賄っています。 ある意味断水の…

泥棒に入られる

本日、カメルーンにきて初めて物を盗られました。 バナナです。 キッチン部屋に置いてあったバナナを盗られました。1本。 朝確認した時点であったバナナは2本。 いつのまにか1本だけになってました。 本日キッチン部屋に入ってきた人(子供)、即ち容疑者…

ヒーホー考察&シノワ検知器

◾︎ヒーホー考察 青年海外協力隊員のSNSやブログを見ていると、その国の人たちから「中国人」と呼ばれる、という情報を結構な確率で聞きます。 協力隊の選考を受ける際に、カメルーンに派遣されていた人のブログを探し読んでいましたが、案の定「シノワ(フラ…

長靴騒動〜そして説教へ〜

◾︎失われた静寂 -comme d’habitude- 日が高く麗らかな陽気の中、例によって通気のためドアを開けながら家(というか部屋)でパソコン作業をしていると、これまた例によって我が部屋にドタドタと侵入してきた3人の子供たち。 彼らは両手に長靴を携え、堅い意…

ヤマアラシを食べる

世界には様々な食材、料理がありますよね。 海外に行くと、「こんなもの食べるんだ」とか「こんな食べ方があったんだ」と新鮮な気持ちを味わえる楽しみの一つです。 今回ご紹介したいのは任地バチェンガが誇る二大珍味の一つ、ヤマアラシ肉。(もう一つはみ…

メメント・モリ

以前書いたようにバナナアイスを作っています。 アイスは固める工程の際に時々かき混ぜると空気を含んでふんわりとした食感になるようで、時々キッチンでいそいそとかき混ぜています。 ↑最終的に固まりきったらこうなりました。見た目はともかく、シャリシャ…

バナナ攻め

カメルーンではバナナは主要な農産品の一つです。 バナナはそこらへんでも生っているのを見かけることができ、現地の人たちは「自分の畑から収穫したんだよー」とでかい塊(全房というらしい)をドーンと軒先に置いてたりします。 それで、適当な塊に切り分…

ゴミの処理。巡る自然。

任地で生活を始めて、異文化を経験してるなあと感じることがあります。 それはゴミ箱がないということ。 厳密に言うと、ゴミの回収機構が任地(少なくとも自分の行動範囲内)には無いようで、 そのためか、ゴミは家の外の「だいたいここらへん」と決められた…